日本の新興家電メーカー・バルミューダが、韓国での販売拡大を競っている。GDP世界12位、人口約5100万人の韓国は、市場としては決して大きくない上に、少子化も急速に進む。さらに、世界的電機メーカー・サムスン電子のお膝元でもあるが、この厳しい市場で、バルミューダが勝負をかける理由はどのようなものなのでしょうか?

バルミューダが韓国で新製品発表
平成31年2月12日、トースターや炊飯器などで知られる日本の新興家電メーカー・バルミューダが、空気清浄機の新モデル『BALMUDA The Pure』を発表しました。
前モデルの発売から約7年ぶりの新モデルで、その発表場所に選んだのは、なんとソウル近郊のホテルでした。
そして、くしくも同じ日、掃除機などで有名な英国の家電メーカー、ダイソンのデスクライト『Dyson Lightcycle task light』の発表会も、韓国で開催されたのでした。
このような、デザイン性や機能性に優れた製品づくりでブランド力を高める家電メーカー2社が相次いで韓国での新商品を発表したのはどのような思惑があるのでしょうか?
韓国では、毎年10月から翌年4月にかけて、人々が空気に対して敏感になります。その要因がPM2.5で、中国から飛来するものと推測されていますが、韓国の知人に聞くと、飛散がひどい時には、子どもを外で遊ばせないようにしたり、外出時にはマスクが必須といいます。ひどい時は、隣の建物が見えなくなる日もあるそうです。
このような環境問題などを背景にして、バルミューダ製空気清浄機の一つ前のモデルである『Air Engine』は、2013年に韓国で販売を開始して以来、毎年、日本を上回る売り上げを記録してきました。
このバルミューダは、03年に創業した新興電機メーカーですが、主力商品はトースターや扇風機、空気清浄器などで、他のメーカーとは一線を画すデザイン性と機能性を併せ持つ製品が売りです。2018年の売上高は111億6500万円に上りました。
このバルミューダの製品が韓国で知られるようになったきっかけは、米国在住の韓国人が発信しているブログだとされていて、「インフルエンサー」(ネット上で強い影響力を持つ人)が「良質な家電」としてAir Engineを紹介したところ、インターネット通販などで先行販売用として用意した300台が、わずか15分ほどで売り切れたそうです。バルミューダの海外セールス担当者は「韓国で空気清浄機が強く求められることがわかった」と語っています。
バルミューダにとって韓国は、初めて参入した海外市場でもありました。
そして、この空気清浄機のAir Engineの売り上げは、18年にバルミューダ全体の売上高の27%を占めました。まさに主力商品の一つですが、韓国での販売台数は日本の約10倍に上りました。つまり、今回、韓国で新モデルを発表したのは、必然だったということです。
そして、新モデルの『BALMUDA The Pure』では、本体下部の空気の取り込み口が、動作中にうっすらと光り続ける仕組みになっています。
バルミューダの寺尾玄社長は「空気清浄機の抱える大きな問題点は、電源をオンにしても何をしているか分からないこと」として、その間も空気を浄化していることを利用者にイメージしてもらうため、光で演出すると説明している。
そして、部屋を掃除する際などに、光が舞い上がったほこりを照らし、空気を「浄化」している様子が確認できるようにしたと説明した。
さらに、バルミューダの韓国戦略の柱の一つは、百貨店などでの売り場づくりで、バルミューダ製品によく使われる白を基調に明るいイメージを表現するなど、消費者が製品の魅力を強く感じることができるように工夫している。
2月の発表会においては、ソウルの大手百貨店「現代百貨店」や、家電量販チェーン「ハイマート」の中のバルミューダのコーナーは、いずれもかなりのスペースを確保していた。
一方で、日本の家電量販店では、テレビや掃除機などの製品のジャンルごとに、多くのメーカーの製品がまとめて陳列されていることが多いが、韓国の家電量販店などではメーカーやブランドごとに売り場が設けられるのが一般的です。
つまり、日本でいうと、都市部の家電量販店内にある米アップルのコーナーのようなイメージで、ある製品を買いにきた人が、同じメーカーの他の製品にも目を向け、まとめ買いにつながる傾向が強いと言われています。
バルミューダ以外のメーカーも、一定のスペースを確保していたが、とりわけ、バルミューダの売り場はスペースが広く、洗練されたデザインで、技術力の高さをユーザーにしっかりと伝えようとしている点で際立っていると言われています。
この他に、バルミューダ製品で韓国でヒットしているのが、日本でも話題になったトースターです。価格は日本(約2万5000円)の1.2倍という高価にもかかわらず、多くの人が買い求めている理由はデザイン性が高く、「インスタ映え」するためか、購入したトースターの写真をアップする人が多い状況です。
そして、その性能も「『死んだ(古くなった)パンを生き返らせる』と話題になっている」そうです。
このトースターや空気清浄機を目当てにコーナーを訪れた人が、ついでに加湿器や扇風機を一緒に購入していくケースもあり、どんどんバルミューダの「ファン」になっていくということです。
しかし、バルミューダにとって当初から韓国が“甘い市場”だったわけではなく、「約50店舗に(コーナーを)展開していた時期もあったが、うまくいかなかった」と海外セールス担当者は語っています。
このため、2015年頃に店舗数を減らしていき、戦略の意図を理解してくれる百貨店などに絞り込んでいったところ、商品のよさが消費者に伝わりやすくなって、業績は軌道に乗り、ブランドイメージも浸透したそうです。
現在、韓国の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の数)「0.98」(18年)という「超少子化社会」であり、一見、あまり将来性がないように見える韓国市場へ積極的に攻め入る両社のしたたかさが、そこに垣間見える。そう遠くない将来、バルミューダやダイソンが「サムスンを韓国で脅かす日」が来るかもしれない。
このニュースに対するネットの声は次のとおりです。
出典元・映像元:ヤフーニュース: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190330-00010000-yomonline-bus_all&p=3
直ぐに後悔する事になる。
しかし、売れるからといって韓国にわざわざ進出する意味が分からない。
悪けりゃ訴訟
目先の利益に走ってはいけない
実際は日本企業じゃないんでしょうね・・・
止めた方が良いと思う。
今回のことでもわかるようにね、
損失がでてからでは手遅れ。
どんな理不尽なことでも曲がり通らない国
過の国から沢山外貨を稼ぎ潤うのは日本のメーカーならば文句はない。
ただ計算の読み違いだけには注意する必要がある、人間性は信用できないから単なる品物の供給者と消費者という関係だけならば良いが、組んで何かを成そうとすれば梯子を外される。
以前どこかの家電の展示会で、ライバル商品を故意に壊した韓国人の集団がいた事件があった。
商品に落ち度がなくても落ち度のねつ造を平気でする国なので、時期を見計らって撤退を視野に入れるべきと考える。
多機能の方は受注生産にするとか、方法はいろいろあると思う。
中国で組み立てとかした製品は壊れやすいと思う。自動車でも家電でも。
コストもかかっていると思います。
がしかし、このタイミングは悪すぎます。
自社だけに被る損害ならば、それは経営責任となりますが、今日本が韓国に対して何らかの制裁を課そうとしていることの足かせになります。
全製品に例のステッカー貼ることになりますね
一つだけ忠告しますが、韓国への投資は、あくまで自己責任でお願いしますね。貴方の利益の為に、日本国民の国益、誇りを失わせてはならない。
時期が時期だけに相応の覚悟を決めてください。
日本ではあまりサムスンを見かけないからサムスンの大きさを理解できてない日本人が多い
日本は自動車産業で優位な立場で、韓国は電気メーカーで優位な立場だ 数十年後には電気自動車の時代になり、参入障壁がガクッと下がるため、電気メーカーはもちろん、新興メーカーが簡単に自動車産業に参入できるようになる 日本でダントツ一位の売上高の企業であるトヨタの売り上げもガクッと落ちる そして自動車も作るようになるサムスンは大きな力を持つようになる
ダイソンは今シンガポールで電気自動車の開発を進めてる サムスンも自動車開発を進めてる バルミューダは何もしてない しようにも、資金や人材がないからできない 日本ではパナソニックやFOMMが電気自動車開発を進めている 今のままでは危ない
サムスンの売り上げの殆どは半導体であって家電じゃない。半導体を多く作り価格競争で日本の半導体を負かしたのが真相。半導体で大赤字を出した日本の電気大手は開発資金を失い家電も失速、現在では他社製の半導体を載せている。家電は補助であって半導体が重要。
そういう系のシールを隣国は貼って商売させる
でしょうね、隣国は。
こういう時期に投資するのは直接的な目的って
何でしょうね。
間接的にはこういう市場で鍛えられればどこの
国の市場に持って行っても通用するなんてのを
期待しているのかな。
結果はともかく頑張ってください。
その企業にはその企業の考え方があるのでなんとも言えませんが、、、。
まぁ火傷しないように頑張ってくださいとしか言えないですね。
結局、日本製であっても優れた商品が自国に無ければ買わざるを得ない、頼らざるを得ないってことで、日本が嫌いでも日本製品は好きって人、多いのではないでしょうか。
空気が悪い国で実績をあげれば、他の国にも宣伝しやすくなりますし。頑張ってください。
翻って韓国は中国以上に衝動が優先する国民感情が強いから、市場規模の問題以上に難しいのではないか?
けどその後は?更なる成長を望めば広い層の獲得が必要で、サムスンや中国メーカーと嫌でもコスパ勝負になるだろう。逆に勝負しなければ緩やかに没落してく。
新規事業に逃げても成功するとは限らない
いつか後悔する日が来るかもです。
いつでもすぐに撤収できる体制で臨むべきと思う。
ダイソンもバルミューダも宣伝が上手だね。
ダイソンのクリーナーは重くて疲れるし扇風機は音がうるさい。
バルミューダはオシャレ家電としてはアリだけど中身は大した事ないかな。
日本のメーカーもデザインとかブランド戦略を強化した方が良いと思う。
今後、大損して後悔することになるでしょう。
韓国では、その可能性が高いですからね。
韓国ではメンツが大事にされるように美容整形も盛ん。
身の丈以上のいいカッコしいが多いので売れる。
2月12日、トースターや炊飯器などで知られる日本の新興家電メーカー・バルミューダが、空気清浄機の新モデル『BALMUDAThePure』を発表した。
韓国は「人口も少ないし 深入りはしなくても
健康のために良いものは売れるでしょう
ソウルは空気汚染がひどい pm2.5など
このひどい時期に売ればよいのでは
通販でも売れるでしょう
ただ、その為に、韓国への制裁批判、竹島侵略の曖昧化をしてはいけない。
小さいところから徐々に、韓国の重要性を高める戦略的な記事に思える。
ただ、その為に、韓国への制裁批判、竹島侵略の曖昧化をしてはいけない。
小さいところから徐々に、韓国の重要性を高める戦略的な記事に思える。
その先の中国を狙ってるのかウルトラCとして北朝鮮との統一の可能性を見ているのか…。
記事にしなくともいいと思うけれど買う人は既に買っているし。
にしても最近(文)という文字を見たら嫌気さすのは旦那だけ?
ただ、パクリ製品には要注意。
そしてこの時期の韓国投資は心配でもある、、、
特にバルミューダは韓国から見た明らかな「敵メーカー」だからハイリスクだけのように見えるからその勇気にはある意味、拍手を送りたい。
余計なお世話だが、こうして韓国に殴り込みををかける日本企業が、またあらぬ因縁をつけられ賠償訴訟に巻き込まれないことを願う許だな。
ダイソンはともかくパルミューダはおそらく日本のメーカーとは云っても他の企業と同じく在日企業である可能性が高いから同じ穴の狢同士だから別にそれならいいんじゃね?
火を見るより明らか。学びましょう。
現実的か否かは別として、あの国が事業展開する上で望ましいエリアには決して思えない。
そもそも日本の家電メーカーの大失速の原因はリサイクル法だと思うよ・・・。
なぜ資源としてカネになる材料を提供するのに提供する側が高いカネを払わなければならないんだ・・・。
普通は逆だろ・・・。
新しい洗濯機やテレビを買うのにも二の足を踏むよ・・・。
まぁ泣きを見ない程度に頑張って下さい。
インスタ映えすることで、芸能人が使う、次にファンが使うというようになる仕組みになっている。
ただ、ヘアドライヤーはともかく、空気清浄機にまでデザイン性が求められる時代になったことには、本当に驚く。
じゃあ日本が撤退しても問題無いよね
良かったね
国民性という大きなリスクも考慮しての進出でしょうから、
当然何かあった時の覚悟はおありなんでしょうけれど、
後でケツの穴の毛まで拔かれて叩き出されないことを
祈ってます。
ヒット&アウエイでさっと売り逃げならアリかも
だからダイソンやバルミューダが浸透するには相当な営業努力が必要。
一回浸透したら何も考えずに買ってくれそうな国民性だから楽なのかな。
三菱重工みたいに差し押さえされないようにね。
それより台湾、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポールなどの東南アジアの方がいいと思う。
先日韓国にアイリスオーヤマの生産拠点が稼働を始めた。
総投資額は70億円だそうだ。
小型家電の売上が好調らしく初年度50億円を見込んでいるそう。
アイリスオーヤマの大山代表は大阪出身だが
自身のルーツである(3世)韓国に何かしらの思いもあるのだろう。。。
相手にしない方がいいような。。。
性能の悪い日本製の家電が売れてるなんて、めでたいことじゃないか。喜んだらどうだい。
その為に2.5を今以上に大量に放出させましょう。
イチゴのように。
バルミューダもそろそろニッチなユーザーには配り終えたのでは。
家電業界は今かなりしんどいしね。
爆発しない家電って書いときゃ売れるかもね
デザインや特許のパクりだけ監視して後は無視が正解。
今、得た利益も将来的に失われることが分かっているのかな!?
主役の情報通信分野はNTTの怠慢で海外メーカーに取られてしまったが、AI分野では盛り返して欲しい。
とうとう一人当たりのGDPで日本に近づいてきたね。
2008年に給付付き税額控除を導入して成長軌道に乗ったのが大きい。
日本の内需が壊滅状態なので、企業が韓国に投資する企業の気持ちはわかる。
それにしても日本人の可処分所得は低すぎる。