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インフルエンザの新しい薬「ゾフルーザ」とは? 今年から販売 たった1回の服用 1日でインフルエンザ菌消滅 副作用低い 塩野義製薬から 

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<インフルエンザ>服用1回で効果 新薬「ゾフルーザ」とは

★1日でインフルエンザ菌が消滅し、副作用も少ない画期的な治療薬「ゾフルーザ」

 今年の3月から発売された塩野義製薬のインフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」が、インフルエンザの治療を大きく変えると言われています。

 この「ゾフルーザ」、実験の結果、服用後24時間で体内のインフルエンザ菌が消滅したという優れもので、従来使用していた「タミフル」が服用後インフルエンザ菌が消滅するまで72時間かかっていたのに対して、48時間も短縮されることになります。

 つまり、「ゾフルーザ」は「タミフル」より2日ほど早く患者の体内からインフルエンザ菌をなくすことができるため、感染の広がりを抑えることができることになります。

 また、従来の治療薬「タミフル」、「リレンザ」が、一日2回5日間服用する必要があったのに対して、「ゾフルーザ」はたった1回の服用でOKというものです。

 更に、気になる副作用の発現率についても、この「ゾフルーザ」が4.4%と、「タミフル」の8.4%を下回っています。

 しかし、一方で、服用した約1割の患者(12歳未満の子どもは約2割の患者)に対して、ゾフルーザの服用によってウイルスが変異し、薬が効きにくくなるという結果もあるようです。

★インフルエンザ治療薬の新型「キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬」とは?

 従来、インフルエンザ治療薬は、経口薬のタミフル(1日2回を5日間)、点滴薬のラピアクタ(1回)、吸入薬のリレンザ(1日2回を5日間)、イナビル(1回)、の主に4種類が使われています。

 これらは薬の種別として「ノイラミニダーゼ阻害薬」と呼ばれています。

 この「ノイラミニダーゼ阻害薬」は、原因となるインフルエンザウイルスが、人細胞に移る際にノイラミニダーゼと呼ばれるウイルスの酵素が働いて離れるのを手伝ので、ノイラミニダーゼ阻害薬がこの働きを邪魔して、周りの細胞に感染できなくするという原理の新薬でした。

一方、新薬の「ゾフルーザ」は「キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬」と呼ばれ、細胞内でのウイルス増殖そのもを抑える働きがあるものです。

もう少し詳しく説明すると、ウイルスは自分自身では増殖できないため、宿主であるヒトに寄生して増殖しようとします。

 しかし、ウイルスは自分の遺伝子情報を伝えるm(メッセンジャー)RNAという物質を持っていないので、宿主のmRNAの一部であるキャップ構造を奪い取ってウイルスのmRNAを作り、その情報を基に自分に必要なたんぱく質を作ります。

 そして、ウイルスがキャップ構造を奪い取るときにウイルスのキャップ依存性エンドヌクレアーゼという酵素が働くが、「ゾフルーザ」はその働きを阻み、ウイルスがmRNAを作れないようにする、つまり増殖をできなくするという原理です。

★しかしマスクの着用も忘れずに

 この新しい薬の登場で、今年の冬の学校、職場のインフルエンザに対する認識が変わりそうですね。

 しかし、インフルエンザにかからない方がいいに決まってますので、注意していきたいですね。

 

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