2020年東京五輪の「期待の星」が、新たな扉を開いた。サニブラウンが男子100メートルで日本記録を更新。約1カ月前に日本選手2人目となる「10秒の壁」を突破したばかりのホープは、あっさりと「9秒台時代」の主役に躍り出た。
「高い技術、高いレベルでもまれなきゃ、速くならないかなと思った」。17年春に東京・城西高を卒業する前、サニブラウンは、そう将来のビジョンを口にした。進学先として選んだのは、全米でトップレベルの実力を誇る米フロリダ大。技術やトレーニングなど各分野のスペシャリストが集まったサポート体制は魅力的だった。
技術面では五輪メダリストを育ててきたマイク・ホロウェイ・コーチらに師事した。体力面ではストレングスの専門家の下で週に数回の筋力トレーニングを重ねた。陸上関係者によると、負荷重量は抑えられているものの、計画的なプログラムを組んで筋力をつけた。さらにピラティスに近い体幹トレーニングで柔軟性や可動域、それらを支える細かな筋力も鍛え抜いた。
サニブラウンのスプリンターとしての資質は、足首の硬さに表れている。短距離では足首が柔らかいとクッションとなって曲がる分、地面からの反発力が小さくなり、スピードに乗れない。米国、ジャマイカなど強豪国の選手は一般的に足首が硬く、桐生祥秀(日本生命)も同様だ。こうした特長に加え、17年に世界選手権に出場した当時よりも体重が5キロほど増加。エンジンとなるでん部や太ももの筋肉は、見た目にもたくましく盛り上がっている。
渡米1年目の昨季は、5月に右脚の付け根付近を痛めた。シーズンを棒に振る大けがだったが、ケア専門のトレーナーが回復に尽力し、英語での勉強にもサポート役がついた。日本では資金面などで難しい「分業体制」に恵まれたが、十分に生かしきれるかどうかは本人次第でもある。
言語も文化も違う異国の地に勇気を持って飛び込み、己を磨き続けたサニブラウン。信じて歩んだ道の先に快記録が待っていた。
このニュースに対するネットの声は次のとおりです。
出典元・映像元:ヤフーニュース:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000021-mai-spo
これで桐生君や山縣君に新たな追うべき目標が出来たので、来年に向けてのこのシーズンが本当に楽しみになりました。
他の選手も良い刺激になるだろう。
日本新おめでとう!
おめでとうございます!
これで陸上界も新時代到来!さらなる飛躍を期待しています!
大きな故障しなければ、9.8台までいくと思う。。。
国内に切磋琢磨できるライバルがいるからまだ記録は更新
できるかもしれんね。
東京オリンピック男子100m決勝に日本人がいるというのも
夢じゃないのかも。
凄いことだけど、これでも全米三位か。
世界高いけど越えられなくもなくなってきたね!
もっと伸びるから
いよいよ日本選手も9秒代が当たり前になってくるか
桐生?あれはもう限界だな、落ち目。
残念なのは見た目が日本人ではないこと。
嬉しいかな。
まだまだ伸びる
期待してます
たまにケンブリッジ飛鳥さんと間違えてごめんなさい。