鈴木愛 女子プロリコー杯17位後退でも賞金女王に・・【ネットの声：周りの声は一切シャットアウトしてプレイだけに集中するしかない】

　「女子ゴルフ・ＬＰＧＡツアー選手権リコー杯・第２日」（２９日、宮崎ＣＣ＝パー７２）

　鈴木愛（２５）は、１バーディー、２ボギーの７３で通算１オーバーの１７位に後退した。

　このため、同４アンダー、３位につける渋野日向子と、鈴木と同スコアの申ジエとの賞金女王争いが混沌（こんとん）としてきた。

　鈴木は言う「ショットも、パットも悪くない。なのに１オーバー。」愚痴が止まらなかった。

　「何一つうまくいかなくて、一日中フラストレーションがたまって」、「一つ一つは悪くないのにスコアに結びつかない」、「完璧なパット（１２番、５メートルのバーディートライ）がカップを一周して出てくるし」…。

プレー中の異変？、違和感？は５番パー３からだった。「すごくいいショット」がショートしてしまう。

　さらに、アプローチも思ったところに落としながら、２・５メートルショートしてしまう。

　グリーンを読み切ったはずのパーパットは無情にもカップをすり抜けていった。

　しかし、１３番でバーディーを奪ったが、１８番で２打目が乗らずにボギーとスコアを戻すことができなかった。

鈴木は言う。「いったい何だったらうまくいくん！」「再生（ビデオ）か、というくらい、去年は１打差で優勝できなかったし、一昨年もだめ（首位と１０打差の７位）だった」と、同大会では苦しんでいるというトラウマが頭を過っているようだ。

それでも、前日は風の読みが合わなかったという帯同キャディーとは「いい関係でプレーできた」と述べており、更にはこのコースの悪いイメージも「残したくない」と前を向いている。

　最大の目標の優勝は「難しいかも」と半ば諦めムードだが、「少しでも稼いで」と賞金女王だけは手にして今季を終える気概を持っている。

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出典元・映像元：https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191130-00000015-dal-golf